先日走った長野マラソンのことを書きとめておきましょう。
長野マラソンは2022年に初めて走って、2023年は故障でDNSでした。
前回は沿道で応援したので、連続で参加しているような気がしますが、実際は2年ぶりの参戦となります。
長野には新幹線で前日入り。
前日受付しないといけないので、妹&母 に車で迎えに来てもらい、ビッグハットへ。
妹の車に乗りこんだ瞬間、衝撃が!
なんと!
「にちてん」のあの軽快な音楽が流れておる!!
「にちてん」とは、
最近、一部のはてブロランナーを席巻(?)しているラジオ番組、「安住紳一郎の日曜天国」です。
僕も最近聴き始めて、まだ歴は浅いのですが、過去20年の放送を遡って聴きまくることを決意している大好きなラジオ番組。
これを、なんと妹も聴いていた!!
おーー! 「にちてん」じゃん!!
妹も、にわかファンらしく、過去の評判のよいやつを聴きまくっているとのこと。
長野滞在中の車移動は、ずっと「にちてん」が流れてましたね(^^)
さて、受付です。
2年前はコロナ禍ということもあって、前日受付は検査やらなんやらでかなり時間がかかりましたが今年はそんなこともなく。
アスリートビブスと参加賞(Tシャツ)もらっておしまい!
3分で終了!
あっさりにもほどがある!
これだったら事前発送してくれー!
会場近くのカフェでお茶。
速く走る気がないので、カロリーも気にしません。
やんわらか~い、パンケーキに生クリームとシロップをたくさんかけて食べてやりました。
当日。
今回は、故障でほとんど練習出来ていないこともあって、タイムを気にしない親孝行ラン。
前回はスタートの2時間前には会場入りして、アップとかしてましたが、今年は、1時間前入り。
会場へは、実家から歩いて行けないこともないのですが、妹に車で送ってもらいました。
到着してすぐに、トイレが目に入る。
お、あんまり人が並んでない!
これって、ランナーあるあるだと思うんですけど、行列してないトイレを見ると、念のため入っておきたくなりますよね。
自宅ですでに2回の「大」を済ませてますが、ここで本日3回目をして、すっきりんこ。「大」には一切の不安がない状態になり、トイレを後にします。
しかし、ここでアクシデント発生!
あれ、スマホがない!?
どうやら、さっきのトイレに置き忘れたようです・・・
しかし、自分が出た後に、次の人がすでにトイレに入っているため確認することができません。
そのトイレのそばでしばし待つこと5分(次の人もおそらく「大」・・)
ようやく出てきて、スマホを救出できました・・
その後、陸上競技場内に入って、お着替え。
アップがてら、トラックを2周ほどジョグ。
ジョグを終えて、荷物をまとめていると見たことのあるお顔を発見。
僕は平日の夜はだいたい楽天のスタジアム周辺を走ってるんですが、そこをよく走っている人が目の前にいたんですよね。
今まで話したことはなかったですが、こんなところで会うのも何かの縁かと思い、話しかけました。
僕はしょっちゅう拝見しているので、あちらも僕のことを分かるかと思いましたが、なんと全然認知されてませんでした。
え、誰?みたいな。(恥っずかし・・)
そのお方の練習を見ている限り結構速そうだったので、聞いてみるとこの日はサブ50くらいを目標にしているとのこと。
おー、やはり速いですね。
今回で認知してもらえたはずなので、次に練習ですれ違った時はあいさつしてみようと思います。
早くブロックに並ぶ必要もないので、時間ぎりぎりまでウダウダしてから荷物を預けます。
そして、再度トラックに戻り、1周だけ速めに走ってブロックに並びます。
今年は温かかったので、身体が冷えてトイレに行きたくなることもなく、よかったですね。
そんなこんなで、スタート。
今回のペースは、キロ5分10~20秒でイケるところまで!
4.5キロの長野市役所付近で、母と妹が沿道で応援してくれていました。
うぇーーい!
沿道で応援してる人が、特定のランナーさんを待ってることはよくあって、その人を見つけると、すごい笑顔がはじけるんですよね。
母と妹も僕を見つけるとすごい笑顔で迎え入れてくれて嬉しかったです。
スタート~10キロまでのラップ
序盤はキロ5分10秒前後で巡航してましたが、6キロ過ぎの善光寺からは下り基調だったので、キロ5をちょっと切るくらいのペースになりました。
ランナーも少しずつバラけてきて、沿道の声援に応えやすくなってきたので、ほぼ全てに応えます。
前回も沿道の声援は多かったですが、今回はそれとは比にならないほど多かったですね。
全然途切れないです。
手を振ってくれる人、声を出してくれてる人には、しっかり応えていきます。
どーもー
あざーーす
11~20キロまでのラップ
振り返ると、14キロあたりとか、19キロあたりでなんかシンドくなって、最後までイケるのかな、これ、と不安になりましたね。
沿道の応援がすごく多くて、ほとんど途切れることなく続くのでずっと気分良く走れるんですが、沿道の声援がちょっと途絶えて我に帰ると一気に疲労を感じるんですよね。
20キロ以降はそれほどキツくなく25キロくらいまで気分良く走れました。
河川敷に出たところから、ちょっとキツくなってペースが落ちてきます。
ラップ見ても、キロ10秒くらい落ちちゃってます。
そして、30キロ地点。
沿道で母と妹が応援してくれて、ハイタッチ。
はー、これで親孝行は果たせたなーと思うと、なんだかモチベーションが下がって、がっくり疲労を感じます。
前回もそんな感じでした・・(^_^;)
ふたこぶラクダと呼ばれているアップダウンで足を削られ、みるみるペースが落ちて行きます。
身体が鉛のように重くなり、全然前に進んでいかない感じ。
キロ6を切らないのがやっとです。
練習不足は裏切りません。
モチベーションを上げようと、コースのカーブではあえて大外を走り、沿道の声援に応えて喜んでもらいます。
でも、ダメ。
全然ペースが上がらないばかりか、38キロ以降はキロ6もオーバーします。
沿道の声援には応えつつも、
「もうダメっす~」
と言うと、笑って「頑張れ」をもう一声もらえます。
でも、ダメ。
全然ペースが上げられないです。
フルマラソンでキロ6も切れなくなるほどペースダウンするとは想像もしてなかったので、新鮮というか、あー、自分もこんな風になるんだなぁ、という感じです。
ウルトラって、どんなふうになるのか想像もつかなかったですが、きっとこんな感じなのかなーと、ちょっとイメージできた気がします。
そんなこんなで、瀕死の状態でゴールのオリンピックスタジアムまでなんとかたどり着きます。
たまたま、ゴールするときに前後のランナーが少なくて、場内アナウンスで僕の名前を呼んでもらえました。
両手を上げてゴール!
ちなみに、走る前にpetaさんのアレで、立てていた予想。
トータルタイムはほぼ一緒ですが、ペースの失速はひどかったです。
いやー、終盤ほんとつらかったです。
でも、楽しかったです。
沿道の声援がずっと途切れず、気持ちよく走れました。
長野マラソンはこれだからやめられない。
ゴール後は、のんびり着替えて、景品のおにぎりを頂きます。
走っているときから背中が張っていて、マッサージを受けたいと思っていたところ、
ボランティアのマッサージのブースが目に入ったので、これは、やってもらいたい!と思ったのですが、並んでいる人がすごく多くてやめました。
屋台もたくさん出てて何か食べようかと思ったのですが、おにぎりでそれなりに胃袋が満たされてたのと、揚げものなんかは胃が受け付けない気がして、結局食べれませんでした。
会場でもうちょっと長野マラソンのフインキを満喫したかったのですが、シャトルバスのタイミングを逃して帰宅が遅くなるのも嫌だったので、会場に後ろ髪惹かれつつ、自宅近くまで送迎してくれるシャトルバスに乗って帰りました。
(僕は利用していませんが、自宅近くに長野マラソン用の駐車場があって、そこへのシャトルバスがあるんです)
来年は、もっと練習積んで、いいタイムで走りたいです!
おしまい。