けんちゃんのランログ

サブスリーが、したいです。

練り上げられている

 

明日はいよいよ、つくばマラソンですね。

 

僕は今回エントリーできませんでしたが、ブログを通じて知り合った方々が多く出走されます。

 

しっかり練習を積み上げてきて、完璧に仕上がってる方も多そうなので、結果が楽しみです。

 

そういう人を見ると、「鬼滅の刃」の猗窩座(あかざ)が煉獄さんに言ったセリフを思いだします。


猗窩座はサウナに入ればよかったのだ〜鬼滅の刃に学ぶ現代の「至高の領域」|藤田肇(Hajime Fujita)|note

 

「仕上がっている」よりも、

 

「練り上げられている」の方がより、濃密に、そして強く仕上がっている感じがします。

 

しかも、サブエガとか目指しているような人はもはや「至高の領域」ですね(^^)

 

練りあがってる皆さん!明日は頑張ってください。

 

応援してます!!

 

 

ーーー

 

さて、先週は天童ラ・フランスラソンを走りました。

 

最大の目標は、「故障を悪化させない」でしたが、どうだったのか?

 

 

結果、

 

 

ドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥル・・・

 

 

ダン!

 

 

じゃっかん、悪化! (~_~;)

 

 

ばかじゃないの?

 

という声が聞こえてきそうですね・・(^_^;)

 

 

気持ちよくなって、ミキティさんの「安全ペースを守りなさい」という忠告を破って最後少し上げすぎちゃいましたし。

 

まあ、そもそも今の完全には治ってない状態で21キロ走って、全く後退しないということもないだろうなと思ってたので想定の範囲内ではありますけどね・・。

 

 

罰として、今週はランオフ多め!

 

平日1回しか走りませんでした。(←走るなよ)

 

 

ラ・フランスラソンを走る前から、僕の後頸骨筋腱炎は、もうかなりよくなってきていて、私生活はもちろん、走っていても痛みを感じることはほとんどありません。

 

じゃあ、どうやって判定しているか?というと、このストレッチで判定してます。f:id:kenchan-run:20221112133624j:image

これをやったときに、後頸骨筋腱=内くるぶしの上あたりにこわばりが出るかどうかです。

 

あれ?もう大丈夫じゃね?

 

と思うこともあるんですが、正常な左足もやってみるとその違いが分かります。

 

このこわばり度合いで、前よりよくなったか、悪くなったかを判断してます。

 

今週はランオフを多めにしたことで、ラ・フランスラソン前の状態にしっかり戻ったと思います。

 

 

完全に正常になるまで、あと、もう少しです。

 

 

それにしても、なぜまたもや後頸骨筋腱を痛めてしまったのか。

 

これについては、治ってから書こうと思ってたので、今まではっきり書いてきませんでした。

 

トリガーは、1月の転倒による怪我だったと思います。

 

kenchan-run.hatenablog.com

 

このとき、腰を痛め、その痛みが完全に治癒するまで半年かかりました。

 

この「腰の痛み」がまずひとつの原因。

 

腰の痛みがある状態は、背中や骨盤周りの筋肉が固くなり、股関節筋肉群の動きが悪くなるために、着地が不安定になったり、下腿に負担がかかりやすくなっていたと考えられます。

 

 

それと、これは初出し情報なのですが、もう一つ原因と思われるのは、

 

「肩の痛み」です。

 

気づいたのはたぶん3月か4月だったと思うのですが、左肩が痛くて、腕が上がらなくなってました。

 

少し経てば治るかなと放置してましたが、全く治らないので、

 

もしや五十肩か?

 

と思うに至り、五十肩について調べたところ、

 

「転倒したりして強く手を突いたりすると、そのときは何ともなくても、何と何ヶ月かあとに発症する」

 

と書いてありました。

 

転んだ時は顔から落ちたので、手をついた記憶はないのですが、もしかすると、手やひじもついて衝撃があったのかもしれないです。

 

この腕が上がらない状態は、当然、肩甲骨の可動の悪さも引き起こしていました。

 

ここからフォームの左右差が大きくなり、着地の不安定さに繋がっていた可能性は高いです。

 

もしかして、これが故障の一番の原因だったのかもしれません。

 

この五十肩状態は、ランオフしてからもなかなか治らず、半ば諦めていたんですが、整骨院の先生に相談したところ、棘下筋(きょっかきん)と肩甲下筋(けんこうかきん)が固いから揉んで柔らかくするといいとアドバイスをもらいました。

 



ここしばらく、この棘下筋と肩甲下筋をヒマさえあれば揉んでたところ、少しずつ腕が上がるようになってきました。(まだ痛いですけど)

 

あわせて、肩甲骨を動かしやすいように肩をぐるぐる回していたら、胸を開きやすくなり、猫背も若干改善されたような感じもしてきました。

 

 

そして、今週。

 

どうせランオフなので、ストレッチ三昧。ひたすら肩甲骨まわりをほぐしつづけました。

 

なんだかよい姿勢を維持するのが楽になってきた感じがあります。

 

 

そんなこんなで、本日のジョグ。

f:id:kenchan-run:20221112132843j:image

最初の1キロをウォーキングしたのも含まれてます。

 

すると、なんてことでしょう!

 

これまでランニングフォームで「胸を開く」は意識してましたが、実は大して開いていなかったんだなと思うほど、「胸が開けてる!」という感覚が分かりました。

 

胸が開けると、自然に背筋も伸び、骨盤を前傾しやすくなります。

 

背筋も骨盤も大して意識しなくても自然によい体勢になる!

 

何も考えなくても膝下の力が抜け、真下で着地できる!

 

股関節の力で前に進める!

 

今まで、試行錯誤してきたフォームですが、何か一気に実を結んだような気がした瞬間です。

 

「意識」はもちろん大事ですが、筋肉や関節の「正常性」、「柔軟性」の方がもっと大事なんだなと改めて分かります。

 

 

嬉しくてニヤニヤしながら走ってました(^^)

 

 

故障はしましたが、さらなる延びしろを手に入れることができ、再び練習が詰めるようになるのが楽しみです。

 

 

来年のつくばは必ずや出走して、練りあげた走りを見せたいと思います。