5月8日の仙台ハーフマラソンを最後に、走ることをやめて、4ヶ月経っちゃいました。
後頸骨筋腱の故障は、ジョジョに良くはなっていますが、
「もう走って大丈夫かな」
と思えるには、もう一歩というところ。
よって、もっぱらウォーキングです。
もはや、ランナーじゃなくて、ウォーカーです。
ウォーキングは、ランオフして1.5カ月後くらいから。
5月はレースを最後に、ノーラン、ノーウォーク。
6月の最後の方からウォーキング開始!
7月からは、1回につき1時間くらい歩くようになりました。
8月も同じ。
で、ウォーキングも色々と試行錯誤しながらやってまして。
僕が強く意識しているのは、
・胸を開く
・骨盤の前傾
・重心位置
ですかね。
できてる人は当たり前にできてるけど、僕はできてないので、練習せねばなりません(^_^;)
歩く場合、着地位置は、重心よりどうしても前側になります。
でも、しっかり骨盤を前傾させて、できるだけ重心の真下に近くなるような重心移動を意識して歩いてます。
ウォーキングを始めた当初は、どうしてもよいフォームを長く維持できなくて。
特に、「骨盤前傾」がなかなか長く維持できなかったです。
気づくと、すぐに腰がおちちゃう。
ですが、歩くしかないこの状況で、ひたすらこの意識を継続し、今では、普通に持続できるようになりました。(少なくとも1時間は)
いや、できる人は当たり前にできてるんでしょうけど、コレ、僕にとっては素晴らしい成長なんです!
1時間ウォーキングでも、10キロゆるジョグするよりずっと疲れますけど(^_^;)
ウォーキングの途中で、動きの確認のためにちょっとだけ「走り」を入れます。
キロ6くらいで200mほど。
(と思っても、つい300mくらい走ってしまう・・)
歩くときって、地面を蹴って重心移動ができないので、走りでそれができるとホントに気持ちいいです。(^^)
ウォーキングと違って、ほんとに楽にスムーズに前に進むことを実感します。
嬉しすぎて、もっと長く走りたくなりますが、ガマンガマン・・
あくまで自分比ですが、
以前よりはるかに「骨盤前傾」ができているし、「重心の真下で着地」できてスムーズに走れてる実感があります。
これが、最初からできてる人は、そりゃあ、長く楽に走れるよなー、ケガしにくいよなーと思います。
もし故障期間が短くすぐに走れていたなら、ウォーキングなんてしてなかったでしょうから、この感覚はおそらく身に着かなかったと思います。
結果オーライ(^^)
そうは言っても、ウォーキングもずっとやっていると、意識が偏ってきたり、疲労がたまったり、フォームが崩れてきたりするもので。
ある日のウォーキングの「GCTバランス」を見て、左右のバランス(着地時間の差)が悪すぎるのを見てビビりました。
僕の場合は、たいてい左足の着地時間の方が長い傾向がありますが、これは酷い!
ちなみに、その日の「ランの動き」確認のGCTバランスはそこまで悪くない。
(ラン動作するときは、ラップボタンを押して、ウォークとランの違いを分析してます)
1%以内の差なので、これなら全然許容範囲。
これを受け、股関節周りのマッサージやストレッチを念入りに。
そして、腰高をより意識し、重心をより前にもってくる意識で、ウォーキング。
うん、だいぶよくなりました。
ペース(だいたい8'30/kmくらい)は変えずに、動きの意識だけ変えた結果、前回よりストライドは少し狭くなって、ピッチが上がってます。
思うに、ウォーキングは、地面を蹴らないので、一定以上ストライドを広げ過ぎようとすると、どうしても体の動きに無理が出て、左右のバランス差に繋がってる気がしました。
平均上下動差も前回の酷いとき6.5cmくらいから、4.8cmくらいへと小さくなってることも、安定感がよくなっている裏付けになっているかと。
これって、ランにも言えることかと思います。
ストライドが広がるに越したことはないけど、自分の骨格や柔軟性にあうストライドがあって、それを越えると、左右差や上下動差に繋がり、故障リスクが上がる。
ちなみに、このときのラン動作の「左右バランス」や「上下動差」も前回より全然いいです。
こんな感じで、いまはウォーカーですけど、ランナーに昇格するときに備えて、ノビシロ開発中です。(^^)