けんちゃんのランログ

サブスリーが、したいです。

練習会に参加してみた話

 

とある、ランニングをしたときの話。

 

仲間と集まった帰り、僕は車に乗らず、走って帰ることにしたんです。

 

仲間の乗る車がそれほど速いペースでなかったので、しばらく並走して走れたのが楽しくて。

 

そのとき、今まで取り組んできたフォームの改善が全てうまくかみ合って、いいピッチで楽にスピードを上げることができました。

 

「どこまででも走れそう」

 

そんな感覚がありました。

 

裸足で走ってたので、所々ガラスが落ちてて危なかったんですが、ちょっとくらい踏んでも平気でした。

 

でも、ジャンプすると10mくらい飛べちゃうんですよね。

 

びよーーーーんと飛んでふわっと着地。

 

ルパンみたいに。

 

もう、最高に楽しいランニングでしたよね。

 

・・・

 

そんな夢を見て目覚めた土曜日の朝。

 

僕は、夢でもしょっちゅう走ってるんですが、上手く走れてすごく嬉しくなっている夢か、レースのスタート時間に遅れそうで焦ってる夢か、だいたいどっちかです。

 

 

 ーーー

 

 

こないだの水曜日の話です。

 

あ、こっからは夢じゃなくてリアルの話です。

 

とある練習会に参加してみました。

 

mori-trial.com

 

夏に、参加した5000mのタイムトライアルを運営していた「杜トラ」さんの練習会です。

 

毎週水曜日の夜に開催していて、今までも参加してみたいなーとは思ってたんですが、コンディションと自分の走力的についていけなそうなメニューばかりだったので参加を見送ってました。

 

で、今回のメニュー。

 

2000m ×4 (R 3')

 

インターバルです。

 

グループごとに事前に設定タイムが決められていて、それぞれのグループにコーチ(ペースメーカー)がついてくれます。

 

A 7:20 (3:40/km)

B 8:00 (4:00/km)

C 8:40 (4:20/km)

D 9:20 (4:40/km)

E 10:00 (5:00/km)

 

Aグループはサブスリー目標なんですが、正直 3:40/kmでなんて、2キロも走ったことありません。

 

それを4本・・。((( ゚д゚;)))プルプル

 

だからといって、Bグループの設定タイムだと、練習会に参加してまで取り組むメニューでもありません。

 

まあ、サブスリーめざしている人向けのメニューなんだから、今できる必要はない、できるかできないかじゃなくて、挑戦してみようと思うことにしました。

 

それくらいの走力の人たちの走りを肌で感じたり、ペーサーに引っ張ってもらえることなんてなかなかない経験。

 

最初の1本目からついていけないかもしれないですが、「できるところまでやりゃあいいんだ」と気楽に考えることにしました。

(とは言っても、その日の仕事中は憂鬱で仕方なかったですが・・(^_^;))

 

で、やってきました。

 

仙台市陸上競技場

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19時に受付。

 

どんな感じで練習会が始まるのかよく分からないので、いきなり走らされてもいいように入念にウォーミングアップしておきます。

 

僕にとってのキロ340は、1kmほぼ全力に近いペース。

 

なので、何本か長めのウインドスプリントで刺激を入れておきます。

 

 

19時半になって、全員集合。

 

参加者は20~30名くらいでしょうか。

 

最初は全員でドリルを少しやって、グループ分け。

 

Aグループは6, 7人くらいだったと思います。

 

 

Aグループ担当コーチの方が、

 

「レストは400m一周ジョグでいいですか?」

 

と尋ねていて、僕は内心、

 

「レストは3分間その場で立ち止まっていたいです」

 

と思いましたが、皆さんコーチに同意して、400m一周ジョグということになりました。(そりゃ当り前です)

 

ドキドキしながら、スタート!

 

結果

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ついていけたのは、2本目の途中まで。

 

2本目の1km越えたところで、脱落。

 

苦しくてズルズル下がってしまいました。

 

で、皆さんにおいていかれてしまったので、2本終わったところで、レストのジョグはせずにその場で待機。

 

息も全然整いませんでしたが、3本目は1kmだけ走って終わりにしようと決めて、ラスト1本だけ走って終わりにしました。

 

みなさん、軽い感じで最後4本まで走りきっていて、全然レベルが違うなと思いました(^_^;)

 

たぶん、この方々は「サブスリー目標」ではないですね。

 

 

今回、メニューをこなすことはできませんでしたが、悔しさよりは、満足感の方がありました。

 

まず、最初の1本をしっかり走れたことの満足感です。

 

自分の感覚として、「キロ340」って、もっと必死感というか、力んでバタバタ走る感じになると思ってたんですが、ある程度リラックスしてよいリズムで走れました。

 

これは、フォームの改善をずっとやってきたのと、夏はスピ練をそこそこやってきた成果なのかもしれないです。

 

 

それと、この練習会に参加したこと自体です。

 

Aグループには、コーチの方以外にも、杜トラ主催グループのメンバーの方も混じっていて、僕が遅れたときにも少しペースを落として追いつけるように走ってくれたりしました。

 

残念ながらついていけなかったですが、練習が終わった後にお礼を言って、少し話もさせてもらいました。

 

「実はこのペースで2キロ走ったの初めてだったんですー」

 

「そうでしたかー、でも、いいリズムで結構粘れてましたねー」

 

普段一人で走ってるとなかなかこういう繋がりを持てないので、そういう所もよかったですね。

 

「自分には無理だろう」と思っていたところに1歩踏みこんだこと、次も挑戦してみたいというポジティブな気持ちになれたことはよかったです。

 

 

やっぱり課題はスピード持久力ですね。

 

こういう練習会も活用しながら、鍛えていきたいと思います。

 

 

それと、ワクチン接種2回目は、1回目のときと比べて不調があまりない感覚です。

 

不調だと思いこまないこと、水分をたくさん取ってコンディションを整えていることもよかったのかもしれません。

 

とりあえず安心です。