昨日のラン。
何かが僕の中で変わりました。
はっきりと。
ただの10キロジョグなんですけど。
ひとつだけ、強く意識したことがあって。
膝、足首、お前ら黙って俺についてこい!!
ってハナシです。
意味分かんないですよね。
えーっと。
僕が故障を抱えるのは右足です。
左足に比べて、じゃじゃ馬というか、思い通りに動かなくて、スムーズに回転してくれない足です。
左足はとても優秀。
滞りなくまっすぐ回転してくれる。
右足は、どんくさくて、着地に対して余裕がない。
着地点が悪いせいか、接地時間も長くなる。
そのためか、着地した時も右膝が外側にブレやすい。
この違い、いったい何なんだろ?と、
少し前、走りながら右足と左足の違いをじっくり観察しました。
すると、
離地して右足が前にでてモモがあがるとき、
左足のパターンとくらべて、若干、膝の屈折が弱い(膝が曲がってない)
ってことに気づきました。
ふむ。
モモは上がっているつもり。
でも、モモをあげるときに、膝を起点にモモを上げてるような感じがしました。
感覚的には、モモを上げるってより、膝を上げている?
膝を上げても結局のところ連動してモモは上がるんで大差ないでしょ、
と思われるかもしれません。
膝を起点にモモを上げると、膝下が前に振り出されやすくなって、結果、膝の屈折が弱くなるということのようです。
しかも、膝を起点にモモを上げると、どうやら足首に力が入りやすいということもわかりました。(これは僕のクセかもしれません)
その結果、右足には着地に余裕がない。ブレが生じる?
とりあえず。
膝先行ではなく、足の付け根(股関節、筋肉で言えば腸腰筋)からモモを上げてみようかと。
股関節とか腸腰筋の場所ってわかりにくいですよね。
「股関節」
「腸腰筋」
厳密には、「腸腰筋」っていう筋肉はないんですってね。
正直、これでも分かりにくい。
僕はなんとなく、「そけい部」を意識してます。
コマネチのライン と覚えておきましょう (^^)
左と右の違い・・。
左は股関節を使えているけど、右は使えていないのか?
それから、私生活で歩く時も、股関節を使って歩くことを意識。
膝先行ではなく、根っこ(腸陽筋)からモモを引き上げる。
コマネチラインだけを意識して歩くようにしてました。
コマネチコマネチコマネチコマネチ・・・
股関節だけを使おうとすると、膝も足首もいい具合に力が抜けます。
最近取り組んでいるドリル、トロッティングもいい具合に作用しました。
トロッティングは、股関節を使って、膝や足首の力を抜く練習にもなるので、効果てきめん!
それから、数日。
なんてことでしょう!?
歩きがとてもスムーズに変わりました!
今まで歩きもぎこちなかった右足もスムーズです。
この状態で走ったらどうなるか。
家の中でトロッティングした後、軽く走る動きを入れてみます。
おお・・。
膝も力が抜けているので、しっかり屈折しています。
左膝と同じ屈折度合いです。
もう、ワクワクが止まりません。
そして、昨日のジョグ。
コマネチのライン(股関節)のみを使って、モモをあげる。
膝と足首には一切力を入れない。
そう、冒頭のアレです。
アレの主語は「股関節」だったのです。
股関節の動きにすべてをゆだねる。
膝も足首も「仕方なくついてくる」感覚です。
膝、足首、お前ら黙って俺についてこい!!
走り始めてすぐ、分かりました。
キタ! (゚∀゚)
あんなにじゃじゃ馬だった右足がスムーズに回転しとる!
着地に力みがない!
着地した時に膝が外側に流れにくい!
左足と同じように滞りなく回転しとる~~~!!!
身震いしました。
右足~!!!
右足がたまらなく愛おしくなって、走りながら汗じゃないものが目からこぼれました。(エモ)
ここ1ヶ月。
僕の後頸骨筋腱炎の原因がオーバーブロネーションではないことが分かってから、オーバープロネーションとなる動きを恐れなくなりました。
走る距離を少し抑えていたこともありますが、後頸骨筋腱の調子はかなりよかったです。
まあでも、また痛みが出るかもしれないし、一喜一憂してもってことであまりブログでは症状の変化については触れてなかったんですけど。
フォームの改善にも大きな手ごたえを感じたこの日。
何かが変わった気がします。
この日が僕のバース・デイかもしれない。
そう思いました。
おしまい。