けんちゃんのランログ

サブスリーが、したいです。

箱根駅伝 2020

 

あけましておめでとうございます。

 

今年もよろしくおねがいします!

 

 

今日は箱根駅伝、往路。

 

奥さんと娘をスノボに行かせ、朝からテレビを独占。

 

盤石の態勢で箱根観戦でございます。

 

 

いやー、もう、大興奮っす!

 

区間新連発!!

 

もうね、何回も泣きそうでした。

 

いや、泣きました。

 

 

今年の総合の大本命は東海とは思いつつ、往路の優勝は東洋が最有力、次は駒澤かなーと思ってたんですよ。

 

分かんないもんですね。

 

 

東洋は、見た目、盤石のオーダーかに見えましたが、1区 西山、3区 吉川、4区 渡邉は、やはり間に合わなかったんでしょうね。

 

東洋の酒井監督って、だいたいエントリーを隠して当日変更をうまく使ってくるんですけど、今回隠さなかったのも自信よりも半分覚悟してたのかなと。

もうジタバタしてもしょうがないみたいな・・

 

5区 宮下があれだけ山登りの適正を発揮しただけに悔やまれますね。

 

 

そして、大興奮したのが、やっぱ相澤の走り。

 

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驚異の1時間5分台

 

あのモグスの不滅と言われた記録を破ったんですよ!!

 

 

もー、鳥肌たちまくりで、オシッコちびりそうになりました。

 

渡辺康幸さんも言ってましたけど、日本人がモグスの記録を破る日がこんなに早く来るとは思いませんでしたね。

 

いや、ちょっと期待はしてましたよ。

 

破れるとしたら相澤しかいない。

 

そう思ってましたけど、まさか本当に破るとは。

 

なんたって不滅の記録ですから。

 

 

相澤と並走してた、東京国際の伊藤もよかったなー。

 

僕、伊藤のあの根性走りはすごく好きで。

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あの相澤のペースに付いてくって、並大抵の走力と根性ではできないですもん。

 

伊藤のタイムもすさまじくて、昨年の塩尻よりも30秒くらいよかったですもんね。

 

相澤、伊藤ともに、相乗効果は間違いなくありましたね。

 

2区スタート時点で、この2人が近い位置でタスキを受ける(しかもかなり後方で)というレース展開や気象条件などすべてがかみ合った奇跡という感じがします。

 

 

 

駒澤。

 

戦力は整ってて、いい布陣ではありましたけど。

 

ほんと、総合優勝もありえると。

 

1区のキャプテン中村大聖のブレーキが全てかなって感じです。

 

下級生ならともかく、キャプテンが失敗した時のチームへの影響は計り知れない。

 

2区の山下も立て直すことはできず、2区終わった時点では、もう優勝争いはキビシー感じになりましたね。

 

ルーキー田澤はすごかったですけど、1区、2区からの流れがもうちょっとよければ、もっといい記録は出たのかもしれないですね。

 

ちょっともったいなかったです。

 

 

 

そして、東海。

 

総合優勝の大本命(と僕は勝手に思ってた)。

 

1区 鬼塚は、1年苦しいシーズンだったと思いますが、最後の箱根にはしっかりピークを持ってきました。

 

あのハイペースを早稲田の中谷と一緒に作ってましたし、なんか4年生としての意地!を感じましたよね。

 

あの姿を見てちょっと泣きそうでした。

 

その鬼塚から塩澤の流れはすごくよくて。

  

あーやっぱ東海が優勝すんのかなー。

 

2区終了時点では思ったんですけどね。

 

その後、ミスはないものの、プラス加点になるような選手がいなかったですね。

 

期待した4区 名取は他校の選手が区間新出したような突き抜ける感じもなかったですし、5区 西田はちょっとイマイチでした。

 

先頭から3分差つけられると、さすがに総合優勝は厳しいと言わざるを得ないですね。

 

 

 

そして、青学!

 

実は僕は、青学びいきなんです。(^_^;)

 

青学には縁もゆかりもないんですけど。

 

で、ひいき目に見ても、今日の青学の走りは全員が素晴らしかった!

 

120%の走りをしたと思います。

 

 

まず、当日変更で1区に吉田圭太が入ったのを見て、

 

「もったいねーなー」って思ったんです。

 

1区は牽制してスローペースになることもありますし。

 

でも、実際はハイペースになったし、後続の選手の好調さを見ると、あそこはやっぱり吉田圭太じゃないとダメだったなと。

 

あっぱれ、原監督。

 

 

そして、1年生の岸本。

 

1年生が2区であれほどのタイムで走れるとは誰も思ってなかったでしょう。

 

服部勇馬の4年生のときの2区のタイムより速いんですよ?

 

これはすごいことです。

 

実際、この走りで後続の選手はものすごく勇気が湧いたと思うんですよ。

 

3区キャプテンの鈴木も最初から果敢に突っ込んで(5kmを13分台!)、最後も粘れてましたし。

(相変わらず落ち着きのない走りでしたけど。時計見過ぎですよね。)

 

なので、岸本のこの2区の走りが往路優勝を大きく手繰り寄せた!と思います。

 

 

そして極めつけは、4区の 吉田 祐也 の区間新記録でしょう。

 

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昨年の東洋 相澤のすんごい区間記録を破ったんですよ!?

 

しかも、箱根初出場で、陸上を大学でやめてしまう選手がですよ!?

 

もー、泣けるー (T_T)

 

まじ泣けるー (T_T)。

 

 

今日イチの涙でましたわ。 

 

こういうの弱いんですよ、ほんと。

 

努力家で誰よりも練習してた選手だけど、ぶ厚い選手層のせいで、なかなか箱根の舞台には立てなかった選手。

 

3年前に青学にいた、池田生成 と同じタイプ。

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なんと、就職先(ブルボン)も同じらしいです(笑)

 

 

展開もよかったですけどね。

 

なんとかギリギリ追いつける場所に、ターゲットにできる選手がいたという。

 

 

 

5区の 飯田もすごかった!

 

1分30秒差って、5区だと抜かれるかもしれない秒差。

 

しかも、相手は國學院の浦野

 

最初ペースを抑えて入っていたとしたら、國學院の浦野に抜かれる可能性もあったと思うんです。

 

前のランナーとのタイム差が小さくなってくると後ろの選手はどんどん元気になってくるので。

 

でも、最初からハイペースで押して、浦野を諦めさせた。

 

飯田の山上りの適性や走力もさすがだけど、こういう走らせ方をした原監督の指示もすごいなと思います。

 

結果、飯田も区間新を出す快走。

 

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そして、往路の新記録。

 

5分も縮めるってどうなの!?

 

1人あたり1分ですよ?

 

すごいわ。

 

 

 

全体として。

 

1区は区間新まであとわずか、2区から5区まで区間新。 

 

見ていて、「従来の物差し(タイム)にとらわれてはいけない」と思いました。

 

時計や経験より今の身体の感覚を信じないとダメなんだと。

 

もしかして、選手のペースが速いと感じてペースを抑えさせた監督もいたかもしれない。

 

そこを、選手の感覚を信じてそのままいかせるかどうかの監督の勇気、決断。

 

東海としては、復路まで戦闘力の高い選手が揃っているから一人一人は無理する必要はない。

 

普通ならそんな風に考えると思うんですよ。

 

もしかして、青学と東海の差はこういうところにあったのかもしれない。

 

そんな風に思いました。

 

思いましたとさ。

 

 

それにしても、高校駅伝ニューイヤー駅伝、箱根と、区間新連発。

 

これは、東京オリンピックの効果もあると思うけど、やっぱシューズの効果が間違いなくあると思います。

 

ヴェイパーフライネクスト%。

 

青学が昨年同様、アディダス履いてたら間違いなく往路優勝してないでしょう。

 

たぶん。

 

 

で。

 

決めました。

 

 

 

買います。

 

VFN%。

 

てか、さっきNIKEのセールでVFN%のピンクが20% (6,000円)引きになってたんで買おうと思ったんですが、僕のサイズはすでに売り切れでした。

 

 

がっくし(T_T)

 

 

とりあえず、故障治ったら買います。