箱根駅伝の後、日テレ系の情報番組を見るのが楽しみで。
中でも、「シューイチ」が秀逸です。
年明けからしょーもないダジャレやめろ、ボケ!ってツッコミはナシでお願いします。
シューイチは、毎年しっかり特集してくれるし、選手、監督が出演してくれるので、毎年必ず録画して見てます。
で、さっきそいつを見て、またウルウルしてしまいましたよ。
他の方のブログ見てると、やはり、4区の吉田祐也の走りに涙した人は多いようですね。
吉田祐也の活躍を見ると、なんかこの人に重なるんですよ。
スラムダンク のメガネ君。
個性的なキャラクターや天才的な才能を持つキャラクターが多い中、凡人の象徴的存在として描かれていて。
3年間ずっと地道な努力を重ねてきた姿も重なります。
そして、湘北高校の副キャプテン。
吉田祐也も青学の副主将。
メガネ君は、インターハイ出場を決める大一番で、勝利を決定づけるスリーポイントを決めた。
吉田祐也は往路優勝を決定づける会心の走りをした。
きっと、東海大学の両角監督は、4区で新エースの名取が吉田祐也に負けるとは思わなかっただろう。
そして、4区終了後、こんな風に思ったかも。
3年間じゃなくて4年間だけど。
もーねー、ここ見るとむっちゃ泣けるんですよー(T_T)
今回の吉田祐也の走りでは、このシーンがキョライ。
余計に泣けました(T_T)
そして、復路も泣けてくる名シーンの連続でしたね。
まず、6区。
東海の館澤、魂の激走。
スタートして7km地点くらいで、確か前年の青学 小野田の区間記録より40秒(!?)くらい速く突っ込んでて。
絶対持たないだろ!!と思われながらもペースは落ちず、青学と1分も差を詰めました。
昨年やっと到達した57分台という大記録をさらに40秒も更新。
実況で、佐藤悠基のときみたく 「空前絶後の〜」という言葉をつかってましたね。
本当に空前絶後の大記録。
衝撃的でした。
これで、勝負は一気に分からなくなりましたしね。
リスクを一切恐れず、あんなペース度外視の走りはなかなかできないですし、青学に絶対勝つんだという強い思い、キャプテンとしての意地を感じましたよね。
本当に気持ちの強い選手です。
もう一つ、泣けるシーンを上げるとすれば 8区でしょう。
青学 岩見 vs 東海 小松 の対決。
東海 小松は昨年のMVP。
一方、青学 岩見は 昨年 の4区で 東洋 相澤に抜かれ、優勝を逃した責任を負った選手。
岩見の昨年1年間の胸中を思うと、不憫でたまりませんでした。
きっと、外野から心ない言葉を投げられたりしたでしょうし、故障続きで練習も思うように詰めない時期が長かったようですね。
まさに昨年の 天国と地獄を見た選手同士の対決。
そんな2人の対決はわずか1秒差で東海 小松の勝利。
しかし、6区、7区と 青学との差を縮めてきて、ここで更に大きく詰められれば俄然勢いがつく東海大、というところでしたが、この8区でそれは絶望的に。
区間賞なのに、インタビューで悔しくて涙をこらえる小松の姿に胸が締め付けられました。
また、東海の息の根を止めた、という意味で、青学 岩見は会心の走りだったと言えます。
序盤はハイペースで汗をかなりかいていたので心配になりましたが、その後はすごくいい表情で走ってました。
そして、昨年の自分を乗り越えた。
シューイチで話す彼の口調はとても温和な感じで、優しそうな性格に見えました。
そんな彼が1年背負い続けた重い十字架をやっと下ろせたんだと思うと、また泣けてくる。 (T_T)
涙腺崩壊。
今年の箱根駅伝、ほんっと楽しかったです!
そして思いました。
走りたい。
走りたいよー。
でも、まだ走れないんです。
だから、初売りのセールでラングッズをいろいろ買いこみました。
その話はまた後日。