けんちゃんのランログ

サブスリーが、したいです。

最高に楽しかったMGC

 

MGC、ムッチャ面白かったですね!!

 

僕は、PCも使って、2台体制で男女同時にしっかり観戦できましたよ。

 

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音声は流石に同時には聴くのが難しかったですけどね・・(^_^;)

 

 

 

ペースメーカーのない順位のみの一発勝負。

 

レース展開は選手それぞれの戦略や個性が出て、混沌とした展開ですごく面白かったですね。

 

 

まず、男子。

 

2枠を獲得するのは誰か。

戦前の僕の予想は、

 

服部選手

井上選手

 

でした。

 

服部選手は当たりましたが、井上選手は残念ながら奮いませんでしたね。

 

そして、

 

設楽選手は、飛び出して失敗、

大迫選手は、競合いで勝つイメージがない

 

この予想はズバリ的中でしたよ(^^)

 

我ながら、いい予想だったと思います。

 

 

そして、戦前はメディアからもノーマークだった中村選手が優勝。

 

 

ラスト3キロになって、中村、服部、大迫選手の三つ巴になったときは、

 

これは、中村がいきそうだな。

 

そう思いました。

 

それまでの余裕度もそう感じさせる要素でしたが、何よりも中村選手は競合いになった時のド根性がすごいんですよ。

 

大学3年の時の箱根1区でも、当時4年だった大迫に先着してますし、4年の箱根でも同じ1区で、何度も遅れながら魂の走りで区間賞を獲得してます。

 

坂もあるラスト2.195km を 2'52 /km で走れるスパート力は圧巻です。

凄かった!

 

 

そして、服部選手。

 

大学時代の駅伝でも無類の強さを誇っていて、他校のエースには絶対負けない、留学生にも勝ちきるという勝負強さが印象的でした。

ラストの根性スパートも凄かったです。

 

 

この2人は、駒沢、東洋の出身ですが、駅伝でタイムよりも、絶対に相手に先着しなければならないというマインド、根性が植え付けられていて、それが最後の勝負強さ、スパートに繋がっていると思います。

 

 

大迫選手も脇腹の差し込みがあったり必ずしも調子が良くなかったかもしれませんが、やはり勝負を決めたのは大迫選手があまり得意ではない最後の根性、勝負強さだったのかなと思います。

 

そうは言っても、オリンピックで一番上位に入りそうなのは大迫選手だと思うので、3枠目には入って欲しいなーと思いますね。

 

MGC関連のネットニュースを見ててすごくいいなーと思ったのがこの写真。

 

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恩師の駒澤大 大八木監督と抱き合うシーン。

 

なんか、涙でてきます。

 

 

 

そして、女子。

 

女子の僕の予想は、

 

鈴木 亜由子 選手

松田 瑞生 選手

 

でした。

 

こちらも鈴木選手1人のみの的中でした。

 

女子で印象的だったのは、最初からのハイペースな展開。

 

序盤のレースを引っ張り続けた一山選手の勇気は素晴らしかったですね。

 

そして、あれに全員がついていったからこそ、最後は全員がヘロヘロ。

 

暑さもありましたが、上位の選手が全てあんなにヘロヘロになってるレースって見たことないです。

 

MGCならではの面白いレース展開でした。

 

 

で、優勝したのは、前田穂南 選手

 

あの暑さと序盤のハイペースにも関わらず、中盤で抜け出すのは自信と本当の強さがないとできないと思います。

 

2時間25分というタイムもあのコンディションと展開ではなかなか出せるものではなく、今後もすごく期待できると思いますね。

 

 

そして、鈴木亜由子 選手。

 

亜由子さんのあんなにキツそうなヘロヘロの走りは初めて見ました。最後もキロ4分超えてたので、本当に身体が動かなくなってたんだと思います。

 

最後は小原選手にギリギリまで迫られて、亜由子さんファンの僕は相当ハラハラしてしまいました(^_^;)

 

 

女子は、3枠目のタイムがそれほど高いハードルではないので、今後のレースでリベンジを狙う選手が多そうですね。

 

 

 

男子も女子も、代表候補として期待されていた選手のプレッシャーはハンパじゃなかったと思います。

 

そんな中で代表の座を勝ち取るというのは、やはり、メンタルの強さ、勝負強さだったんだと思います。

 

オリンピック本番でも頑張って欲しいですね!