けんちゃんのランログ

サブスリーが、したいです。

箱根、みやす、ピッチ

 

どーも、僕です。

 

ランニング関連の書籍を3冊買いました。

 

まずは、これ。

箱根駅伝完全ガイド2023 です。

 

これはもう、毎年買ってます。

 

各選手の戦闘力(持ちタイムとか)やプロフィールを見るのが楽しいです。

 

知らない選手が好走しているときにこの本を見たりして、本番レースを見るときに欠かせない一冊です。

 

 

 

それと、これ。

 

あまりにも細かすぎる箱根駅伝ガイド!2023

 

今まで、存在は知ってましたけど、ガイド本を2冊買うのはさすがになぁ~と、買うのをためらってました。

 

が、

 

この本の著者があのEKIDEN News の代表である西本さんであることを知り、これは読まなきゃならんと思い、初めて買ってみました。

 

西本さんは、僕が毎週聴いている Track Town JPNのMCでもあります。

 

この人は駅伝・長距離オタクなので、話を聞いてるのがとても面白いです。

 

まだあまり読んでないですが、パッと見たかんじでも、予想していた通り、駅伝大好き(オタク)には堪らないディテールで、前出のガイドとはまた違う面白さがあります。

 

特に目に留まったのは、レースシューズの使用率についての考察。

 

ナイキのヴェイパーやアルファが多いね、だけにとどまらず、着用率が徐々に上がっているアディダスの裏事情とか、かなり興味深い内容でした。

 

箱根予選会を走った全選手の着用シューズも載っていて、ちょっと異常さを感じます(笑)

 

ひとりだけ、アディダスのBoston10を履いてた選手がいたようで、

 

「レースシューズ忘れちゃったのかな?」

 

なんて書いてましたが、こういうネタもこの本じゃなければ絶対に分からないマニア心をくすぐるものでしたね。

 

 

 

そして、最後はこれ。


みやすのんきさんの新刊。

 

今回もランニング技術のヒントが盛りだくさん。

 

コレはもう、買って良かったです!

 

これは!と思ったところやもう一度読み返したいところを蛍光マーカーで線をひきまくってます。(よって、メルカリでは売れません)

 

 

今まで自分が「感覚的に掴みかけていること」や「なんとなくそうだろう」と思っていることの根拠が理論的に活字や絵で説明されていて、よく理解できました。

 

 

たとえば、市民ランナーは「ピッチをより意識すべき」という考え方。

 

フルマラソンをメインに考えるなら、高ピッチを維持することが大事だとは思ってましたが、理想的なランニングフォームを試行錯誤して走ってると、ストライドは広がるけど、対象的にピッチが落ちてしまう傾向があるのが悩みでした。

 

ストライドが広がる方が、見た目はカッコいいし、憧れます。

 

そして、速く走れます。

 

でも、フルマラソンではもちません(僕の場合はとくに)

 

みやす氏いわく、ピッチが低いと、筋腱スティフネスがうまく機能しきれず、筋肉に余計な仕事が増える。

(筋腱スティフネスの説明は、本をよんでね)

 

ふむーー、なるほど! !

 

短い距離のスピードが速いランナーはピッチよりストライドが優位な傾向があって、上記の理由からフルだと筋肉の負担が大きく足を攣りやすいと推測します。

(ピッチで走る人ってあんまり足攣らないですし)

 

 

と思って、今日は高ピッチを意識。

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このペースでピッチ190はなかなかです。

 

普段このピッチで走らないので、疲れましたが、切り返しのリズムを上げることで、より「身体の剛性」を活かし、効率的に進めることを実感。

 

同じく書籍内で書かれていた「腹圧のコア意識」。

(この考察・理論もすごく説得力があってよかったです!)

 

これも意識しつつ、「身体の剛性」に活かされてるなということも実感できました。

 

 

 

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上下動差も左右差もいつもより少なくなりました。

 

リズム(ピッチ)をいつもより上げると、結果論ですが、いつも気になってしまう着地の意識をしているヒマもなくなり、結果として下腿の力が抜け、動きが最適化されたのかもしれないです。

 

 

今までいろいろフォームを試行錯誤してきましたが、今回のみやす本のヒントで一気に良くなった気がします。

 

今日は、Eペースでしたが、スロージョグでも185spm 以上のピッチは常に意識していきたいと思います。